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カバーデザイン  長谷川正治


欲しい……

〜書き下ろし官能アンソロジー

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《収録作品》

『透けた時間』藍川 京
『南国のYrr』安達 瑶
『愛のトルソー』北山悦史
『湯気のなかの渇望』館 淳一
『下着交姦』内藤みか
『沙織が欲しい……』牧村 僚
『卒業』睦月影郎


《読者からの解説と感想》

待受け中

《作者より》

美貌の歌人にして大学教授、二条於紀子シリーズの一です。
出版社の文芸誌編集者、水沢悠香は二条教授の担当を命じられて青山の豪邸へと赴く。
そこは三十歳ちかくも年上の夫、国文学の権威である児島平司郎の家でもあるのだが、不思議なことに、邸内には不思議に夫の存在を匂わせるものは何もない。
そして打ちあわせの後、悠香は晩餐の席で美人の開業医、深見令子を紹介される。
二人は男を魅惑せずにはいられない美貌と容姿に恵まれており、さらに毅然とした態度でも共通していた。「この二人はレズビアンの関係にあるのでは……」と疑う悠香。
二人の年上の女に誘われて六本木にあるビザール・バーと銘打った店『ラフィン・キャット』へ連れてゆかれた悠香は、そこで衝撃的な男女のショーを魅せられた……。

もうお分かりの人もいるでしょう。ご存知「館ワールド」を彩る、魅惑の貴婦人たちが闊歩君臨するカテゴリーの超傑作短編です。(笑)

廣済堂から18冊、連続して発行された書き下ろし官能アンソロジーシリーズですが、同社が教育出版社である暁出版と合併したことにより「教育出版と官能小説はなじまない」という理由で、官能小説は切り捨てられることになりました。ということでこれが最後の廣済堂文庫アンソロジーとなります。

《初出情報》

この作品は書き下ろし短編です。

《書誌情報》

本書は廣済堂あかつき(株)より発行されている廣済堂文庫の一冊(1356 あ 10-21)として文庫判型で刊行された。
デジタルテキストは発売されていない。





ISBN978-4-331-613579-7
2009年3月1日=第一刷発行
発行=廣済堂あかつき株式会社出版事業部
定価=629円+税

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