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禁悦郷

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《収録作品》

『都合のいい男』子母澤類
『邪淫の闇』矢切隆之
『淫欲の標的』牧村僚
『赤い臀のベビーシッター』館 淳一
ほか全10作品


《読者からの解説と感想》

 コーヒーショップ『サフラン』でアルバイトをしている女子大生・草野彩香は、出前先の早瀬夫妻に気に入られ、ひとり娘の絵美里のベビーシッター役を依頼された。
「困らせたりしたら、あとでお尻ですからね」
 早瀬夫人の言葉にドキッとする彩香。
 彼女には、幼い頃面倒を見てくれた叔母による「お仕置き」の記憶があった。それは最も恥ずかしい思い出であると同時に、懐かしい記憶でもあった。
 二回目のベビーシッターの時、絵美里に早瀬家のお仕置きの詳細を聞き出した彩香の脳裡に、ある計画が浮かんだ。
「絵美里ちゃん。お姉ちゃんをお仕置して」

「ここ? こうやって?」
「そうよ、そう。あー……」
「痛いの?」
「ううん、痛くない。気持ちいいの」
「ヘンなの」

 小学生の少女にお仕置きされる女子大生……!
 そのシチュエーションだけでイッてしまいそうな、うれしはずかし傑作短篇。
 スパンキングは打たれる痛みの快感だけじゃなく、行為そのものの恥ずかしさに大きな魅力があることは、経験者のあなたなら理解出来るはず。
 その上この小説には、もうひとつ楽しい趣向が用意されているんだけど、それはもちろん読んでからのお楽しみ!
 うふっ。

                        詩織

《作者より》

『赤い臀のベビーシッター』は、ひとことで言えばスパンキング小説です。 もう一つの隠されたテーマは幼い少女の魅力です。 若者が幼い少女に魅せられてとんでもないことになる作品がありましたが、本作品は若い娘がとんでもないことになります。(笑)

《初出情報》

『赤い臀のベビーシッター』…………「小説CLUB臨時増刊号」1997年12月号

《書誌情報》

本書は桃園書房より桃園文庫官能アンソロジーシリーズの一冊(A-01-13)として文庫判型で刊行された。
デジタルテキストは発売されていない。





ISBN4-8078-0452-9
2002年6月15日=第一刷発行
発行=桃園書房
定価=600円+税

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