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カバーデザイン 若林繁裕


書き下ろし官能アンソロジー

a115

《収録作品》

『山百合の宿』藍川 京
『添い寝の夜』草凪 優
『テレ朝通りの女』館 淳一
『幸せっていうやつは……』牧村僚
『魅せ姉妹』睦月影郎


《読者からの解説と感想》

待受け中

《作者より》

『テレ朝通りの女』

ファム・ファタールものです。
主人公がなじみにしていたテレ朝通り(六本木ヒルズの横手にあって、広尾へ出る通りです。かつてはテレビ朝日局舎への入り口があったので、その名がつきました。今はテレビ朝日は移転したので、この名は不適切なのですが、定着してしまったのでまだ用いられています)にあるバーを久しぶりに訪ねてみたら、店は代替わりして『ナイトホークス』という名の酒場になっていました。
その酒場のママは魅耶といい、その妖艶な熟女美に彼は圧倒されてしまいます。
なぜか正体の分からない魅耶に誘われるまま、主人公は彼女とセックスを愉しみます。
なんと魅耶は強度のマゾだったので、ごく自然に過激なSMプレイに耽溺するようになりました。しかし、彼女と愉しむたび、主人公の体は衰弱してゆき、ある日、魅耶との逢瀬のあと、記憶を無くし、六本木ヒルズの公園で昏睡しているところを、通りがかった中国美女に発見され、救急病院へ搬送されるはめになりました。
回復した主人公は、自分を発見してくれた女性を尋ねます。彼女は大学病院の東洋医学センターに勤務する女医で、なんと気功術を用いて病気を治療する能力の持ち主でした。
ここまでくると「ははあ」と思う人は思うでしょう。そう、李明琴(り・めいちん)の登場です。他者の体から発信される情報を全身に受け止めて受信し、不思議な治癒能力を発揮する女性。彼女は主人公に伝えます。「あなたはある女性によって精気を奪われている」
――なぜ、魅耶は主人公から精気を吸い取るのか。その謎が解き明かされるまで、濃厚なセックスシーンをお楽しみください。(笑)

《初出情報》

これは書き下ろし短編です。

《書誌情報》

本書は双葉社より発行されている双葉文庫の一冊(か24-15)として文庫判型で刊行された。
デジタルテキストは発売されていない。





ISBN978-4-575-51623-4
2013年10月13日=第一刷発行
発行=双葉社
定価=629円+税

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