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カバーイラスト 吉田 昭夫


〜スーパーラブロマン選集〜

コスチュームの獲物たち

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  官能作家10人の競作による作品集

鞭、セーラー服、そして少年・・・・・館 淳一
ミニスカのもてなし・・・・・・・・・由紀 かほる
凄艶なる報酬・・・・・・・・・・・・北原 双治
女医ころがし・・・・・・・・・・・・北原 童夢
ほか全10編


《読者からの解説&感想》

 さなえが春休みの帰省を終えて、寄宿している叔母夫婦の家に持ち帰ったものは、 セーラー服だった。
「着てみていい?」
 叔母の淑子が、さなえのセーラー服を着る。
 そしてさなえも……。
「あ、叔母さま……」
 セーラー服姿の叔母と姪が唇を重ねる。
 熟女の指が、さなえの白い木綿のパンティに覆われた熱い部分へと這ってゆく。
「叔母さま……、隆彦くんが……」

 まるで三題噺のようなタイトルだが、館ワールドの重要なファクターが網羅され、 熱心な館淳一ファンなら、タイトルを読んだだけで頭がクラクラして、股間を熱くす るに違いない。
 また、ヒロインが叔母夫婦の刺激的なプレイを窃視する場面も印象的である。覗く という行為によって倍加される淫靡な雰囲気は、間接的な描写であるがゆえに、余計 に読者の想像力を加速させる。そしてそれは、叔母夫婦の巧妙な策略でもあるのだ。

(昭彦さんが叔母さんをお仕置きしている。いや、お仕置きというよりも、それはたぶん……)

 そして「少年」……。
 物語は真の主人公である少年が本格的に登場したところで急速に幕を閉じるが、そ れから展開されるであろう魅惑のストーリーはすでに読者の脳裡で醗酵していること だろう。
 そう、あんなことも、こんなことも、ああ、そんなことも……。

 詩織

《作者より》

《スーパーラブロマン選集》と銘打ったこの文庫シリーズ、今回はコスチューム がテーマです。
それと、これまでは他の媒体で発表されたものを纏めていたのですが、各著者が 全編書き下ろしているというのがウリです。
巻頭に掲載されているぼくの『鞭、セーラー服、そして少年』も、しっかりと書 き下ろしです。
もちろん、館淳一のコスチュームとくればセーラー服ですね。ぼくの悪い癖は、 セーラー服を誰にでも着せてしまうことで、今回は熟女人妻さんにも着せてます。 通常、美少年にも着せてしまうのですが、今回はページの関係でそれはやってま せん。うう、ちょっと残念だ。(笑)
中身は、下宿している叔父夫婦の罠にかかってマゾ調教されてしまう女子大生、 というパターンですが、少年が出てくるところが、やはり一味違います。最後は やりたい盛りの少年がバイアグラ服ませられて絞り尽くされます。困ったものだ ぜ、バイアグラ。(^_^;)

《初出情報》

『鞭、セーラー服、そして少年』は、本書のための書き下ろし短編(50枚)である。

《書誌情報》

本書は竹書房より竹書房文庫、スーパーラブロマン選集シリーズ(SL-10)(制服美少女コレクション)として文庫判型で刊行された。





ISBN4-8124-0464-9
1999(平成11)年3月5日=第一刷発行
発行所=竹書房
定価524円+税

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