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カバーイラスト 石井のりえ
カバーデザイン ヤマシタツトム


囚われの部屋

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《読者からの解説&感想》

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《作者より》

館淳一作品で短編も読まれているかたなら、李明琴(リ・メイチン)なる中国人女性がしばしば登場するのをご存知でしょう。
気功術を用いて患者の心身を治療する、一種の超能力医師です。
本編では、この李明琴が初めて長編に登場し、難問の解決にあたります。
さて、その難問というのは、ヒロインの女子大生の「嗜癖」にあります。彼女は非常に屈折した形で男たちを誘惑し、彼らの欲望を満たしてやりながら、同時に自分の欲望も満足させています。
その行為はほぼ「娼婦」に近い。偶然、姪の「奇行」に気づいた叔父が、彼女の身辺調査を私立探偵に依頼してきます。
その探偵とは猿田旭彦。彼が調査対象に密着して話を聞き出させようと依頼するのがポルノライターの堂島彰。
どちらも館淳一作品ではおなじみの名前ですね。
今回は私立探偵の猿田、ポルノライターの堂島、美人気功術師の李明琴の三人がトリオを組んで「女子大生の心の闇」に迫る、心理ミステリサスペンスポルノです。お楽しみを。(笑)

《書誌情報》

本書は書き下ろし作品です。
二見書房より二見文庫シリーズ(た1-8)として文庫判型で刊行されました。
他の媒体では発表されていません。





ISBN978-4-576-09191-4
2010年1月20日初版発行
発行=二見書房
定価=600円+税

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