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カバーデザイン 宗利淳一


愛の調教をください!

館淳一傑作短編集3

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《収録作品》

「娘の親友」
「姉の愛人」
「鞭打ちの供儀」
「愛奴の幻影」
「エレベーターの貴婦人」
「女神たちの蒼い夜」
「凶獣は闇を撃つ」
「館ワールドを歩く」 山本堂玄氏
「解説」 猿楽一氏

《読者からの解説&感想》

待受け中

《作者より》

2009年1月に発刊されたVol.1『欲望百貨店へようこそ』、4月に刊行された Vol.2『淫らなお仕置きをいかが?』と続いた館淳一傑作短編集もようやく最後の Vol.3を刊行できました。
「売れ行きが悪いと途中でシリーズがストップしてしまうかな」とハラハラしていたのですが、ほどほどに買っていただけたようで、こうやって予定どおり3冊が刊行されたことは、まことに感慨深いものがあります。
収録作品は、読者が選んだ候補作品(およそ50本)のなかから、選者の猿楽一氏がSM的色合いの強いものを選んでくださいました。
デビュー当時はSM雑誌が発表媒体でしたが、初期に発表されたこれらの作品はほとんど絶版になってしまっています。
収録作品をひととおり読まれたかたは「こういうSMもあるのか」と思われるのではないでしょうか。そうなんです、「従来のSMではないSMを」というのが当時から今までの作者のコンセプトでしたから。
緊縛と責めと凌辱と……そういった日本の伝統的なSMに背を向け続けたSM作家、館淳一の境地がなんとなく理解していただけたら、これまで書き続けてきた苦心も報われるというものです。
また、いつもどおり短編集のアイデアを出していただいたコアな愛読者の代表として、今回は館淳一全作品を読破所持されている山本堂玄さんが「館ワールドを歩く」という、すぐれたエッセイを提供してくださいました。
この傑作短編集を実現させてくださった関係の諸氏、愛読者の皆さんに深く感謝いたします。

《初出情報》

「娘の親友」……小説CLUB1995年2月号
「姉の愛人」……小説CLUB1992年5月号
「鞭打ちの供儀」……アンソロジー『秘悦の華』(竹書房文庫)2003年7月刊
「愛奴の幻影」……流行小説1987年1月号
「エレベーターの貴婦人」……月刊小説1990年8月号
「女神たちの蒼い夜」……SMスナイパー1985年9月号
「凶獣は闇を撃つ」……別冊SMファン1975年3月号

《書誌情報》

本書は書き下ろし作品です。
双葉社より双葉文庫シリーズ(た25-06)として文庫判型で刊行されました。
他の媒体では発表されていません。





ISBN978-4-575-51294-6
2009年7月19日初版発行
発行=双葉社
定価=676円+税

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