実寸大表紙へ

カバーイラスト 石井のりえ
カバーデザイン 松田行正


触診

134

《読者からの解説と感想》

 先生の『触診』を読み、おたよりを書きたくなりました。
 この本で取り上げられている「シーメール」「女装者」「ニューハーフ」は非常に魅力的な題材です。
 これらの人を正面から扱った小説は珍しく、小説の中で女医令子がこれらの人々を生物学的・医学的に解説するくだりにはとても興味を引かれました。
 そこで先生に、この続編のようなものを書いていただきたいと思っています。
 この本では美少年が主役でしたが、もう少し成人のシーメール――小説中の秘密クラブから派遣されてくるエリーのような――美女を主人公にして、勿論、SM・官能小説仕立てのようなものをぜひお願いしたいと思います。(そのシーメールが『姉と鞭』の姉・裕子のような緊縛Mであれば最高です)。
 刊行を待ち望んでいます。

   (これは2007年11月に幻冬舎気付でいただいた「横浜市在住一ファンより」のかたの感想文です)  

《作者より》

この作品は『姉と鞭』『卒業』『つたない舌』と続いた館淳一の傑作長編復刻シリーズの一つです。
1990年にフランス書院から発刊された画期的な名作『女医・秘密診察室』を加筆訂正、改題したものです。
内容は同じですので、詳細はリストNo.36を参照されてください。
美少年の悠と謎めいた美人女医・鷹見令子が織りなす、倒錯した性の妖しくも絢爛たる淫ら絵をお楽しみください。
元版は絶版されて久しく、デジタル版も供給されず、『養女』とともにファンの間でも垂涎の的となっていた幻の名作でした。
特にシーメールファン、女装マニア、診療系、やおい系のかたがたには必読の書と言えましょう。
もちろん、スタンダードポルノがお好みのかたも十分に楽しめる濡れ場がいっぱいありますです。(笑)

《初出情報》

この作品は『女医・秘密診察室』(フランス書院)の改訂復刻版です。

《書誌情報》

本書は幻冬舎より幻冬舎アウトロー文庫の一冊(O-44-5)として文庫判型で刊行された。
デジタルテキストは発売されていない。





ISBN4-344-40739-3
2005年12月10日=第一刷発行
発行=幻冬舎
定価=533円+税

トップ | 著作リスト