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カバーイラスト 金本進
カバーデザイン 田中千寿子


ピーピング・ラブ

★――幻のエロチック・コレクション――

125

《収録作品》

『ピーピング・ラブ』(中編)
『ぴーぴんぐ・れいぷ』(短編)


《読者からの解説と感想》

待受け中

《作者より》

双葉社の編集者Kさんとたまたまお目にかかったとき、「実は、昔一度だけ双葉社さんから本を出したことがありまして……」と打ち明けたのがきっかけでした。
「なんという本ですか?」
「『ピーピング・ラブ』というフォトストーリーものです。当時人気の樹ますみという女の子の写真を使った、なかなか凝った造りの文庫だったんですけどね、どーしょーもなく売れなかったようで、フォトノベルズシリーズの第一弾と銘打っていましたが、結局シリーズ化はされませんでした。ぼくの愛読者のなかでは『幻の作品』として探索の的になっています……」
「それ、探してみましょう」とおっしゃったKさんが会社の倉庫から発見して下さり、
「写真は著作権がありますからフォトノベルというわけにはゆきませんが、テキストだけでも復刻しませんか。これも何かのご縁ですし」とおっしゃってくださった。
『ピーピング・ラブ』は古書市場でも非常に見つけるのが難しくなってきたレア本なので、どういう物語か知らない人が多いはず。
テキストだけでも大勢のかたに読んでもらえるのなら、作者冥利につきると思い、復刻していただくことにしました。
そんなわけで、実に16年ぶりに同じ出版社から復刻されることになりました。
まあ、画像がないぶん、それにとらわれないで自分なりのイメージで物語を読めるかもしれません。
途中、おや、と思われる部分は何カ所かあると思いますが、時代の流れによるものです。(^_^;)
これを書いた1987年頃、携帯電話はまだ普及していなかったのです。
書き換えるよりも、バブルに向かいつつある時代の雰囲気を大事にしましたので、少し古めかしい部分が出てくるのはお許しください。これは14年前に書かれた『ぴーぴんぐ・れいぷ』でも同様です。

オリジナルから写真を取り去ったので、これだけでは一冊として薄すぎるというので、短編『ぴーぴんぐ・れいぷ』を収録しました。
『ピーピング・ラブ』と似ていて、しかも対になるような作品ということで選んでみました。
さあ、うまく対になっているでしょうか。(^_^)

《初出情報》

『ピーピング・ラブ』は1987年12月、双葉社より文庫判で刊行。
著作リスト1、No.24を参照のこと。

『ぴーぴんぐ・れいぷ』は1989年10月、『シークレットZONE(漫画ラブタッチ増刊)』に『覗かれた女教師』というタイトルで収録された。
のちに加筆添削されて、1990年1月、コスモ出版トマト文庫の『牝犬邪淫調書』に『英語科教師 夏川絵美子』のタイトルで収録された。
著作リスト1、No.35を参照のこと。
さらに1994年12月、二見書房マドンナメイト文庫短編集『女教師の猥褻指導』の中に『女教師の猥褻指導』タイトルで収録された。
著作リスト1、No.68を参照のこと。
これはビデオ化もされた。

《書誌情報》

本書は双葉社より双葉文庫の一冊(た25-01)として文庫判型で刊行された。
デジタルテキストは発売されていない。





ISBN4-575-50939-6
2004年4月20日=第一刷発行
発行=双葉社
定価=619円+税

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