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カバーイラスト 新井田孝
カバーデザイン 吉原夢良 


黒下着の人妻

秘密の倒錯通信

92

スリップもストッキングもパンティも黒
メールで命じられた下着姿が美人妻の白き肌に映える
初めての倒錯した性戯への不安と羞恥と期待のなか
杏子は男の指図通り股間に跪き、怒張を咥えこむ
激しく哀れな奴隷奉仕、究極の羞恥責め、痴肉撮影・・・
人妻を魔界へ誘うインターネットの凌辱調教工房網!


《読者からの解説と感想》その1

「館淳一という作家はこういう取材をしながら作品を書いているのかあ・・・・・・うらやましいなあ・・・・・・」
 読み始めて最初に思いました。(読者の妄想ですが・・・・・・いや、もしかしたら・・・・・・)
 HPで作者を知った人が読んだら、たいてい思うと思います。
 館作品としては、口当たりは軽めなのではないでしょうか。
 ノリがいいというか、男性心理優先でニタニタしながら読んでしまいました。
 最近読み返したら、主人公のキャラと安田理央(※)さんがダブってしまうのですが・・・・・・。

 BB(MLメンバー)

(※)安田理央氏=風俗、エロライター。館淳一とは十年来のつきあいで、彼が机を借りている事務所のオーナーでもある。


《読者からの解説と感想》

 インターネットものです。
 SMのHPを開いている男性がそのHPにアクセスしてくる女性といろんな体験をし、それをHP上で画像や日記みたいなものを公開するといった内容です。
 女性とのメールのやりとりや、実際会ったときの報告など、とても状況がわかりやすくリアルに描かれていて面白かったです。
「ここをこうしたら・・・」と調教の様子などが詳しく書かれていて、読みながら、かなり実践に役立つなぁって思いました(笑)
 その男性と関係した、ある人妻が自分の旦那さんに秘密を知られてしまうのですが、これがまた意外な展開に・・・まさか最後はああいう結末になるとは思いませんでした。
 面白かったですよ〜。

 メグ(MLメンバー)


《作者から》

この長編は、1997年の春に日刊スポーツ新聞に「堂島彰」名義 一人称で連載した『官能作家の電脳工房』全106回が核になっています。
もちろん、細部にわたって徹底した加筆添削がされていますので、元作品とはまったく違った味わいのものになっています。

スポーツ紙というのはわりと「健全な」媒体なので、あまり過激なことは書けないのですが、この連載ちゅう、まったくブレーキがかからなかったので、SMプレイ、アナルファックはもとより飲尿、スカトロ、フィスティング(フィストファック)さらには父と娘の近親相姦……と、書きたいだけ書いてみました。
連載が終ってから担当者が次回の作家に「館さんのようなハードな書き方はやめてほしい」と釘をさしたそうで、思わず首をすくめてしまいました。
ひとこと言ってくれたら、ブレーキをかけるのにやぶさかではなかったんですが。(^_^;)
どうも最初の担当者のHさんが部署が移動して新しい担当者が任命されたのが、遠慮された原因のようです。

一読されて、従来のポルノ小説と少し違っていると思われるでしょう。
電子メールでのやりとり、ホームページのページや掲示板のテキストが生でどんどん出てきます。
まあ、ぼくの場合、『姉と弟・監禁調教』から『魔性のインターネット』などの通信ネットワークを舞台にした作品では積極的に使ってきた手法なんですが、今回はそれがやたらうるさい。(^_^;)

実は、これはたくらみがあるんですね。この作品は紙の本であるのはもちろんですが、電子の本のハイパーテキストになることを前提として構成されています。デジタル本にされた場合、画像データ、音声データを添付することによって、エキスパンドブック、PDFファイル、HTML文書などのデジタルコンテンツにそのままなるように作られています。(どんな画像が添付されるか、すでに文中で指定されています)
作中の人物たちが操作しているパソコンの画面がそのまま見られる――というのもやってみたいことなんですね。

もちろん紙の本としても面白く読めますので、どうぞお買い上げください。(^_^)
ネット上でパートナーをゲットしたいと考えておられるSM愛好者なら必読です。(^_^)


《初出情報》

『日刊スポーツ』紙、1997年3月17日より6月30日まで、『官能作家の電脳工房』と題し“覆面作家・堂島彰”名義で106回にわたり連載。

日刊スポーツ掲載紙より。
イラストは奇しくも本書カバーと同じ新井田孝氏であった。


《書誌情報》

本書はフランス書院からフランス書院文庫シリーズ(No.0782)の一冊として文庫判型で刊行された。
デジタルテキストはフランス書院ダウンロードサイトから購読できる。




ISBN4-8296-0782-3
1997年11月10日=第一刷発行
発行所=株式会社フランス書院
定価本体486円+税


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