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カバーイラスト 石川五郎


母娘蜜啜り

美尻の「仕置き刑」

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剥き出しにされた桃尻を打擲されて
悶え泣く美少女の汚れなき羞恥地帯は
恥ずかしい蜜汁を涎のように垂れ流す――
娘への淫らなお仕置きと母の猥褻なご奉仕が
倒錯の秘密倶楽部で男の官能を染め上げる……

シャッ、シャーッ! ジョジョーッ。
二度三度、断続的に透明な液体を宙に噴射させて、ふみえは意識を失ったらしく、がっくりと脱力してしまった。
「イッたか」
満足したように痙攣が残る女体を眺めながら、パパは鞭を捨てた。
「では、おまえが奉仕する番だ」
リカに向いて、腰に巻いたバスタオルをはずした。驚くほど怒張しきった赤黒い牡の欲望器官が天を睨んでいた。
「しゃぶれ‥‥‥」
リカは床に跪かされ、仁王立ちになった男の股間に顔を押しつけられた。

《読者からの解説&感想》その1

セーラー服を着た女子高生を存分にスパンキングできる、会員制の「お仕置き倶楽部」。
ここでリカは、中年の男性からお尻を剥き出しにされ、スパンキングをされた。
スパンキングの痛みに悶え、泣じゃくるリカ。しかし、お股は蜜汁でいっぱいになっていた。
母親もまた、ご主人様からハードなスパンキングの痛みに悶え、オルガスムスを味わう。
スパンキングマニアにとっても、館ワールドの楽しみを思う存分楽しめる小説だと思う。

「娘も娘なら、母親も母親だ。淫乱マゾというのは遺伝だな。 これではおれの留守に何をやっているか知れたものではない」

・・・・『官能作家養成講座』に「母娘蜜啜り」の紹介と解説があった。そのなかのこのセリフに感じてしまい、もう一度読みたくなって、本棚からこの本を取りだしたの。
雨の日にリカの目の前でハードな調教を受ける母。その痛みと喜びが胸に伝わってきて、恥ずかしいけど、チコもしっとりと濡れてしまっていたわ。
また、リカが母からスパンキングを受ける場面では、もう自分がお仕置きを受けているという妄想の世界。読みながら、チコの手は自然とあそこに触れていたの。
こんなこと初めてなので、自分でもびっくりしちゃった。
チコも御主人様からあのようなスパンキングを受けたいなぁ〜、なあんてね。

 ドクトル・チコ (MLメンバー)

《読者からの解説&感想》その2

「いけない娘になってほしいの。躾に厳しい男たちのね……」
 カンニングを見つけられ、担任教師に呼び出された女子高生リカは、奇妙なアルバ イトを斡旋される。それは、熟女ママとペアを組んで、見知らぬパパにお尻をに叩か れるという、痛くて恥ずかしくて、たまらない快楽を与えてくれる仕事だった。
 一方、通称「待合室」と呼ばれるリストラ予備軍の吹き溜まりで鬱屈した日々を送 っていた中年サラリーマン藤沢祐介は、インターネットで自らの性的嗜好に合ったサ イトを彷徨ううち、『お仕置き倶楽部』からのEメールを受けとる。
 熟女と女子高生のお尻を、思う存分叩くことが出来る!
『お仕置き倶楽部』は祐介の密かな欲望を満たしてくれる類い稀な場所となった。そ して、理想的な「叩かれっ子」リカと出会う。
 互いにひかれあうものを感じる祐介とリカ。
 しかしこの『お仕置き倶楽部』の背後には、大企業の陰謀が渦巻いていた。
 そしてリカの身にも魔の手が忍び寄る……。

   

 お仕置き……、この甘くせつない響きを、思う存分堪能させてくれる作品。
 一方で、「残るも地獄、辞めるも地獄」の生殺し状態にある中年サラリーマンの哀 感が漂い、彼がこの疑似家族ゲームにのめり込んで行く過程が鮮烈に描かれている。
 一見、官能小説にはそぐわない、こうした不協和音の奏で方にこそ、館淳一の醍醐 味があるのかも知れない。
『作家養成講座 官能小説編』で、作者は次のように語っている。
「しっかりした人物表現、現実描写の上に立ちながら、なおかつ独自の官能世界が描 き出されていると言われるのが、私の目指す官能小説なのです」と。
 そしてそこにこそ、「館ワールド」がわれわれを魅了してやまない秘密の一端があ るよに思えてならない。
 限りなくリアルなファンタジー!
 そこに官能小説の最終到達地点があるように感じられるのだ。
 そしてさらに恐ろしいことには、過激なシーンがてんこ盛りになった物語は、作者 独特の「心あたたまる物語」へと収斂して行くのである。

 痛くて恥ずかしい思いは、こちらからお金を出してもいいぐらい、自分にとっては嬉しいことだから。お仕置きは、可愛いがられるということの一つの形だと思う。

                       (第二章 美少女の羞恥地帯)

 お仕置きという言葉には、限りない憧れがあります。
 子どもの頃に体験したお仕置きは、押し入れの中に入れられるというようなことだ ったので、お尻叩きのお仕置きは、一度も体験したことがありません。
 誰か、あたしのスカートを捲って、パンティを下ろして、思いっきりお尻を叩いて くださいませんか?
 そしたらあたし、わんわん泣いちゃいます。
 そんなせつない気持ちにさせてくれる小説です。

 詩織(MLメンバー)

《作者より》

これを書いた当時、企業のリストラが激しくなり、追いだされる対象とされた社員に対する冷酷な仕打ちが話題となっていました。
辞めさせたい会社と辞めたくない社員。会社の依頼で、ひそかに社員を狙い、罠にかける――そんな商売を考えてみました。案外儲かるかもしれませんよ。(笑)

《書誌情報》

本書はマドンナ社のマドンナメイト文庫シリーズ(た1-22)として文庫判型で刊行された。
2001年末現在、他の媒体での発表はない。




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1997年1月25日=第一刷発行
発行=マドンナ社
発売=二見書房
定価500円(税込)(BR>

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