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カバーイラスト 新井田孝
カバーデザイン 吉原夢良 


美姉と美弟・肛姦契約

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薄闇のなかに一糸まとわぬ全裸にされた姉が、
やや股を拡げる姿勢で仰臥していた。
弟は姉を組み敷いて熱烈に唇を重ねて甘い唾液を吸い、
うなじ、耳たぶ、胸の谷間、乳房へと舌を這わせ、
クンニリングスへ>移行した。
良く発達した性愛器官からたちのぼる芳香も食欲をそそる。
指で秘唇を開くと白い液が粘膜器官の奥から溢れでていた。
裕樹はその源泉に口をつけ密液を啜り舐めた。
(こんな人を妻にできる男がうらやましい)
勃起した秘核に舌を這わせると、
姉は強く太腿で弟の顔を挟んできた……

《読者からの感想》

視点が初心者M女の美姉に置かれているところが感情移入しやすいです。彼女とともにぐんぐん物語に引き込まれます。
そして美弟。僕にも下着女装願望があるけれど、美少年じゃないので自分では感情移入できないのです。だから館小説を読んでなりきってます。
女の兄弟もいないのでお姉さんにも憧れます。美少年になって、きれいなお姉さんに嬲られたり、嬲ったり・・・・・・淫靡で濃密な時間を過ごす。これは小説の中じゃないと体験できない!
もちろん姉と弟だけではなくて、盛りだくさんの官能シーンと、それを導く引きの強いストーリーが魅力的です。
僕、この物語の余韻のあるラストシーンが好きです。

 BB(MLメンバー)

《作者より》

この作品は短編『О嬢のように』がもとになっている。
 サディストの上司に仕える同じ職場のOL二人の物語だが、末尾に弟との近親相姦を匂わせている。
この弟をもっと引き立てて姉弟インセストの物語にしたのがこの長篇である。
実は、この姉弟には兄がいて、この兄というのが二人の運命の糸を操る存在になっている。
 この兄貴はこともあろうに妹を抱きたがり(それはまあいいとして)、あろうことか、弟を実際に抱いている。だから正しくは「美兄と美姉と美弟」の物語なのだ。(笑)
 このとんでもない兄貴の存在をどこまで認めるか、それが「館ワールド」に入りこめるかこめないかの岐路だろうと思う。あなたは入れるだろうか?(笑)

《書誌情報》

本作品はフランス書院よりフランス書院文庫シリーズ(通算No.0695)で文庫判型として刊行された。
デジタルテキストはフランス書院ダウンロードサイトから購読できる。





SBN4-8296-0695-9
平成8(1996)年6月10日=第一刷発行
発行所=フランス書院
定価=500円


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