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カバーイラスト 新井田孝
カバーデザイン 吉原夢良 


熟妻と美少女

大凌辱!

72

(犯してやる。子宮まで突き破ってやる!)
背後に少女の兄の視線を感じる。
自分の妹が肉の凶器で突きえぐられるのを
なす術もなく見守るしかないのだ。
股間に自分の腰を割りこませ、慎一は努張の先端を秘裂の下部に押しつけた。
執拗ないたぶりで愛液を溢れさせていた膣口をこじ開けるのは容易だった。
一撃で肉棒は根元までおさまった。凌辱される少女が頭をのけ反らせた。
勃起を締めつける柔襞の感触はすさまじい。
少女の荒い息に甘い呻きがまざり、生汗が噴きだしてくる。
兄の眼前で犯されているのに、少女は感じているのだ!

《読者からの解説と感想》

本作品はタイトルが示すとおり、レイプを軸としたバイオレンス系のSM小説です。しかし、本作品のテーマは「家族」だと思うのです。私は本書を読んでSM小説でないと描けない「ファミリードラマ」もあるということを知りました。

主人公はインポに悩む中年男性です。主人公があるクリニックに相談にいくところから物語は始まります。
「クリニックCDM」で行なわれる一風変わった治療法、それはCDMの意味とともに次第に明かされます。
館さんの作品には時々変わった舞台が登場しますが、本作品でも治療の舞台として少し変わった場所が出てきます。どんな舞台が用意されているのかについても楽しみにしてください。
インポ治療という館さんならではのシチュエーションに、夫婦・親子・友人・職場など主人公をとりまく様々な人間関係が絡み、物語はまるで冒険小説のように思わぬ方向に展開していきます。そして、更に意外なエンディングが準備されています。
本作品は「淫獣教育」(No.28)に収録されている短編「凌辱戦線異状なし」をモチーフにした長編ですが、「凌辱戦線異状なし」がこのような広がりを見せるとは想像できませんでした。短編の方を既に読まれた方にとっても満足できるストーリーだと思います。

夫婦、そして家族の絆を描いたSM小説、新婚の友人にプレゼントしたい(?)一冊です。

 堂玄

《作者より》

執筆準備中

《書誌情報》

本書はフランス書院文庫シリーズとして文庫判型で刊行された。(通算ナンバー0635)
デジタルテキストはフランス書院サイトから有料ダウンロードできる。





ISBN4-8296-0635-5
1995年8月10日=第1刷発行
発行所=フランス書院
定価=500円

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