実寸大表紙へ

カバーデザイン 記載なし


セーラー服 下着調べ

恥じらい日記II

27

厳しい校則チェックをかいくぐり
14歳の熟れはじめた白桃を
セクシィなパンティに包んだ美少女3人組。
奔放な夏の冒険は、女装好き少年を弄び
童貞を奪うことから始まった……。

《読者からの解説&感想》

 六月になって最初の日だった。
 名門・白萩女学園の仲良しレズっ子、ユカのレオタードと絵梨子のパンティが何者 かによって盗まれた。
 同じクラスの琴美の視線に熱いものを感じたユカは、彼女こそ犯人と思い込み、絵 梨子とともに琴美の恥ずかしい身体検査を行う。
 ところが……。
 生理用の通称ハンペン・ショーツまで見せられた琴美は潔白だった。
 罰として琴美にお尻を叩かれたユカと絵梨子は、巧みな指技にイカされてしまい、 彼女をレズっ子遊びの仲間に入れることを承諾する。
 琴美の豪邸に招かれたユカと絵梨子は、そこで琴美と継母・千絵とのレズ・プレイ の話を聞かされる。しかもまだ琴美はバージンだという。
「ねーユカと絵梨子、琴美のバージン奪ってぇ」
 さすがにその願いは断ったユカと絵梨子は、琴美のために素敵な相手と機会を見つ けてあげる約束をする。
 そのチャンスは、意外なところからやって来た。
 一学期も終わりに近いある日、今度は琴美のブルマが盗まれた。
 犯人は謎の美少女だった。
 そしてその正体は……。

 傑作『セーラー服 恥じらい日記』の続篇にして、文字通りの姉妹篇。そして恐ろ しいことに、前作をしのぐ大傑作!
 何といっても素晴らしいのは……。
 ちょっとネタばれしちゃうけど、女装っ子の美少年を三人のレズっ子が犯す場面 だ。
 登場する女性キャラクターのすべてがレズビアンというだけでも気が狂いそうだと いうのに、このシーンの倒錯度は、大脳の許容量をはるかに越えている。
 いても立ってもいられない気分になって、どっかへ走って行きたくなるほどだ。
 って、どこへ行けばいいっていうの?
 さらに物語の後半では、琴美の一家に仕掛けられた大陰謀にユカと絵梨子も巻き込 まれ、レズっ子美少女探偵のサスペンス溢れる活躍も楽しめる。
 脇役としては、冬ミス、ナチの女看守と恐れられるハイミス女教師・冬木真知子が チャーミング!
 物語は六月の最初の日に、少女が夏のセーラー服に着替える場面で始まり、夏のセ ーラー服お別れパーティーで幕を閉じる。
 少女たちはまた新たな性愛の世界へと足を踏み入れて行くことが示唆されて物語は 終わるのだが、それは同時に、二度とめぐっては来ない「ひとつの季節」の終焉を物 語ってもいる。
 そう、これは「レクイエム」なのだ。
 どんな天才作家にも、二度と書けない奇跡のような傑作というものがある。
『セーラー服 恥じらい日記』『セーラー服 下着調べ』という双子の姉妹のような 作品はきっと、館淳一にとって、そんな作品なのに違いない。

秋風が吹き、とうとう夏の制服と別れる日が来た。
(この夏も、いろいろあったなあ……)
 日曜日、感慨深げに白いセーラー服をたたむユカ。少女期の夢、愛、なつかしい思 い出のしみこんだ中等部の制服だ。もう着ることはないが、なぜか捨てる気にはなれ ない。

                    (第5章 処女の性器臭)

 さようなら少女の時間……。
 さようなら夏の日の思い出……。
 若いということは、ただそれだけでは素晴らしいものじゃないけど、夏服の似合う 少女は、そこにいるだけで奇跡のように美しい瞬間があるものよ。
 だけどそのことに、本人は気がついていないけれど……ね。

 詩織(MLメンバー)

《作者より》

ご存知、館淳一がロリコン&セーラー服路線で新境地を開拓した名作、『セーラー服恥じらい日記』シリーズの二作目です。
名門ミッションスクール中等部に通う十三歳の美少女コンビが、前作に劣らず元気に淫行に耽ります。
今回の敵(かたき)役は校則一本槍で少女たちを支配しようとする鬼のような女教師。
二人の淫乱ロリータは、セーラー服を着て堂々と女子校の中を闊歩してしまう美少年と一緒になって、あろうことかあるまいことか、この女教師をマゾ奴隷に調教してしまうのです。
しかしヒロイン二人は、軽井沢で(やっぱり出てくるんですね、軽井沢の別荘が)大江健次(実の名は中原研一)なる悪漢の奸計に嵌まり、穴という穴を……つまり冷酷無残にレイプされてしまいます。
もちろんそんなことをした悪漢はただではすまない。「ギャー」と絶叫して殺されてしまいます。
関係ないことですが、この作品を書いたのは、自宅を改築していた最中だったので、音羽にある二見書房本社のなかにある和室、通称“三浦の間”にこもって執筆されました。あの三浦和義氏がベストセラー『不透明な時』を書くためにこもった同じ部屋です。売れ行きがいま一つなのは、一美さんの怨みが影響を及ぼしたせいでしょうか。(笑)

2001年秋、ぼくはあるパーティで夫婦でやってきた三浦和義氏を見かけ、懐かしく思いました。(笑)ですが近くにいた若いM女さんにそのことを言うと「え〜、誰ですか、その人? 私、知らな〜い」
おじさんはガックリときたことでした。(笑) 「ロス疑惑」「疑惑の銃弾」も遠い昔の話になったのですね。

《書誌情報》

本書はマドンナ社マドンナメイト文庫シリーズ(た1-8)として文庫判型で刊行された。
絶版後、1996年に姉妹作『セーラー服恥じらい日記』との合本、『セーラー服恥じらい日記(完全改訂版)』(参照No.83)が新書版にて刊行されている。





1988(昭和63年)年8月25日=初版発行
発行=マドンナ社
発売=二見書房
定価=450円(絶版)

トップ | 著作リスト